TOP > 子宮癌の診断と日帰り手術 > 1) コルポスコープによる確認

コルポスコープは写真のように、直接子宮の頚部を観察する実体顕微鏡です。
子宮がんは周囲の組織に異常な血管のネットワークを作りながら発生、増殖してきます。このため、子宮頚部を顕微鏡で精密に検査することで、異常な粘膜の状態や異常部分の範囲を確認できるので、正確な診断を下す上で非常に役に立ちます。
左の写真は、子宮頚部の異常をとらえたコルポスコープの写真です。子宮口の周囲は白色な隆起があり、異常な血管の増殖が確認できます。
(転載許可済 IARC Screening Group, Colposcopy and Treatment of Cervical Intraepithelial Neoplasia: A Beginner`s Manual より)