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クリニックのがん診療子宮癌の診断と日帰り手術子宮頸癌1) コルポスコープによる確認2) ヒトパピローマウィルスの型診断3) 液状細胞診4) 子宮頸癌の日帰り手術子宮体癌5) 癌研増渕式子宮体部細胞診6) 子宮体癌液状細胞診によるより正確な診断を検証7) 遺伝子診断による子宮体がん早期発見更年期の健康維持と遺伝子診断アンチエイジングケア新しい血液検査と研究医療の点と線

癌研増渕式子宮体部細胞診

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子宮癌は、頚部にできる子宮頚癌と、体部にできる子宮体癌に大きく分類されます。
当クリニックの子宮癌の診断と治療には、次のような特長があります。
子宮頸癌 子宮体癌
コルポスコープによる確認 癌研増渕式子宮体部細胞診
ヒトパピローマウィルスの型診断 子宮体癌液状細胞診によるより正確な診断を検証
液状細胞診 遺伝子診断による子宮体がん早期発見
リープ装置による日帰り手術

子宮体部から細胞をとってくるのが子宮体癌細胞診です。細胞を採取するには色々な器具があります。

私のクリニックでは癌研病院の故増渕一正院長が開発した増渕式吸引子宮体部細胞採取器具を用います。この器具の特徴は細く、やわらかいチューブでできていることです。


上図は子宮内膜細胞診のイラストです。吸引式ではチューブに数個の穴があり、ここから細胞が吸引されます。
検査は細い管を子宮の内膜まで挿入し、内膜表面を吸引して細胞を採取します。吸引細胞診という方法です。

この方法の特徴と利点は、

  1. 細胞を取るときに痛みがあまり無い、
  2. 検査の後の出血が少ない、
  3. 吸引することで、子宮内膜だけでなく腹膜の病変が診断できることがある、
 などが挙げられます。

問題点としては、吸引される細胞が少なく診断が困難になる場合があることです。特に閉経後で子宮が萎縮した女性、子宮からの出血が多い女性では、内膜細胞が採取できないことがあります。(←左写真:子宮体癌細胞診の器具。 やわらかいチューブです)