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クリニックのがん診療子宮癌の診断と日帰り手術子宮頸癌1) コルポスコープによる確認2) ヒトパピローマウィルスの型診断3) 液状細胞診4) 子宮頸癌の日帰り手術子宮体癌5) 癌研増渕式子宮体部細胞診6) 子宮体癌液状細胞診によるより正確な診断を検証7) 遺伝子診断による子宮体がん早期発見更年期の健康維持と遺伝子診断アンチエイジングケア新しい血液検査と研究医療の点と線

ヒトパピローマウィルスの型診断

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子宮癌は、頚部にできる子宮頚癌と、体部にできる子宮体癌に大きく分類されます。
当クリニックの子宮癌の診断と治療には、次のような特長があります。
子宮頸癌 子宮体癌
コルポスコープによる確認 癌研増渕式子宮体部細胞診
ヒトパピローマウィルスの型診断 子宮体癌液状細胞診によるより正確な診断を検証
液状細胞診 遺伝子診断による子宮体がん早期発見
リープ装置による日帰り手術
HPVイメージ

1983年に悪性型HPV(ヒトパピローマウィルス)の16型が子宮頸癌の90%にも検出され、子宮癌とHPVには密接な関係があることが証明されました。

現在HPV は100種類以上の型が同定されていますが、その中で、16, 18, 31, 33, 35, 52,58型は発癌リスクが高い「ハイリスク」型、6, 11, 42, 43, 44型など発癌リスクの低い「ローリスク」型、現在リスク判定が定まっていない30, 39, 45, 51, 56, 59, 66型があります。左はHPVのイラストです。

クリニックでは、HPVの16種類を特異的に検出する方法(6,11,16,18, 30,31,33,35,39,51,52,54,56,58,59,66型をそれぞれ個別に同定)と、中高リスク型HPVの12種類(16,18,31,35,39,45,51,52,56,58,59,68型で型の個別判定はできない)の感染があるかどうかのみを検出する方法の、2方法を行っています。
患者さんの細胞診の異常の程度はどうか、検査結果を早く知りたいかどうか、検査費用により、患者さんの希望に応じて検査を選んでいます。

HPV型別の子宮頸癌発症リスク

HPVのハイリスク型に感染した場合の子宮癌発症リスクは、2003年Unozらによって報告されています。それをまとめたのが左の表です。HPV16型に感染すると、HPVの非感染者に対して、400倍も子宮癌の発癌リスクが高まることがお分かりいただけると思います。